新春の季節会席  春雪

春はもうすぐそこまで・・・、気配は感じてもまだまだ寒さは厳しいようです。身体を温める根菜類や滋養食材を中心に美味しく食べられる配慮がなされています。日本人は昔から年に一度でも時期の物を食すことで長らえてきたように思います。
(ざっと数えてみましたら四十数種?の食材を食べていました。)
一つ一つ丁寧にこしらえた全10品で旬を味わってください。料理人 吉田の気質が伝わる繊細な調味で素材のそのものが良く味わえます。濃い味の料理が多い昨今、吉庵の淡く複雑な旨味は人間のあらゆる感覚が研ぎ澄まされるような気がします。10品とも手の込んだお料理でこのお値段は絶対にお得です。ぜひご賞味ください。

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先付  先付 <酒粕豆腐和え>
 酒粕の豊潤な香り立ち、こりこりと噛んで飽きない数の子、賽の目大根、黒豆、水菜、鰹節。なかなか愉しいアピタイザー。


蒸し物  蒸し物 <蕪蒸し>
 熱い椀にほっとする。食べるうち宝物にざくざく当たる。ユリネおいしーい!しかしやはり主役は蕪大根。おさえてるー! 白身魚、たたき海老葛打ち、ギンナン、百合根、三つ葉、うなぎ、銀餡


お刺身  お刺身 <ひらめ薄造り>
 淡白だが上品な旨味と目を楽しませてくれる透き通ったヒラメ。中央はエンガワ、コリコリして美味しい。


八寸  八寸
 目にも愉しみな八寸。今の時分の筍は熊本産、灰汁もなくて柔らかく淡白そうな筍寿司からいただきました。朴葉の油香でいぶされた栗ははじめての味覚かも。牛蒡と黒胡麻の2強対決は互角に持ち込むとこがシンプルで深い。あっさり塩をふられたつやつやの銀杏、香り高くしかもまだあったかい。胡麻豆腐もヒト飲みにはできない風味をたたえている。手前右から筍寿司、松葉銀杏、手前左は鰆西京と栗の朴葉焼、中央は牛蒡の黒和え、右奥はなまこ、左奥は胡麻豆腐小豆添え
八寸皿:阿南是也 作



焼物替り  焼物替り
 牛ステーキ35g、あっさりしたステーキソースで一段と香ばしく焼かれています。付け合わせの野菜も熱いうちに。


煮物  煮物 <白菜の塩麹焼>
 野菜のほのかな甘さと旨味を引き出すソースらしい、なるほど。いくらでも食べたくなる。たたき海老葛打ち、豚肉、短冊葱、海老塩麹ソース、糸唐辛子


油物  油物 <山芋揚饅頭>
 香ばしいさくっとした舌触り、大きな山芋の揚饅頭が銀あんに浸かっています。定番の人気の一品です。


酢の物  酢の物
 とにかく酢の物嫌いの私が、好きになった吉庵のキリッとした酢使い。いつも飲んでしまいます。菜の花、鯛、山芋、焼き椎茸、山葵、土佐酢、木の芽、帆立


御飯  御飯 <蟹飯>
 つやつや御飯の蟹めし(南部揚げ、生姜、かに身、人参、三つ葉)。柚子の香すごい!お吸い物(帆立真蒸、赤白玉、三つ葉、柚子)お漬け物


デザート  デザート <黒豆のムース>
 黒豆のムース、想定外にもクリーミー。黒豆というより栗だ栗!手のかかってそうな金柑ワイン煮、当たり前のようだが蜂蜜の香りがする蜂蜜ゼリーコート。いやーごちそうさまでした。
器:阿南是也 他
写真・料理コメント:安東幸夫

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